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ダークナイト ライジング ~ネタバレ/評論・感想~

待望の、、、超期待してた「ダークナイト・ライジング(Dark Knight Rises)」を観てきました!! ※ネタバレありなので気にする人はこれから先見ないでブラウザバックで戻って下さい!!

期待が半端無く高すぎたため、前作「ダークナイト」を超えることはありませんでしたが、、それでもやっぱりまとめるならこうしかなかったろーなーというのと2時間45分あるにも関わらずそれを感じさせませんでした。

もともと前作のジョーカーは出ないだろうと思っていたので、そこはベインと比較すると「尖さ」的な怖さは全くなく肉感的な強さしか感じませんでしたが、そこは最期に向かって面白い事になってます。

また前作では「人の心の弱さ」「悪への転落の容易さ」をテーマとして掲げているのですが、今回もそれに近いテーマがあり「希望があるから絶望を感じるのか?その絶望から立ち直るために希望があるのか?」考えさせられました。
 確かに民主党の期待が高かったからこそ、「もはやこの国にフォロワーはいないのでは?」という感じですし希望がある分、裏切られた時のショックはでかい・・・

今作前半では特にバットマンの弱さがやたらと出てます。。。(つーか弱いww)

キャットウーマンは多分対比として現アメリカの「富裕層VS庶民層」といった構図から出てきたのかな?と。日本でいうとキレイ版清水次郎長的なwwww
ボクは猫の生まれ変わり風できまぐれなミシェル・ファイファーのがしっくりきますが、上記の理由からやたらと人間的に描かれています。

また相変わらずメカはかっこいい!!! バットポットもギミックすごいし、今回空飛ぶからねwww

基本的に楽しめるのですが、前作に及ばない理由として・・・

■悪役がうすい
 ⇒前作がやたらと貫禄あった、狂気感が出ていた・・・というだけかもしれませんが・・
■爆弾の扱い①
 ⇒うーん、、、ツッコミどころ満載です。 「人々に希望を与えてその後絶望へ」ってのはわかりますが途中で死ぬ覚悟ならそのまま爆破しちゃっても全然よかったし、 最期の回避シーンも安易な方法ww
■バットマンが弱い
 ⇒途中までキャットウーマンにやたらと盗まれるし、ベインにもボコボコにされる・・・・ しかも今回肉弾戦が多いこと、多いこと。武器的なのはあんまり出ないっす。
■ベインの扱い
 ⇒途中までメイン級の扱いなのですが、、、あっさりすぎ???
■ゴードン救出時の火
 ⇒ゴードンがピンチになった時、バットマンが助けるのですが、氷の上にいるゴードンが火を灯してなぜビルにバットマークが???
■音楽の不快感さ
 ⇒いい意味で前作はこの音楽が不快で怖かったけど、今作はそんな感じませんでした。観たのがIMAXではなかったのでそこにも影響されたのかもしれませんが・・・
■爆弾の扱い②
 ⇒日本のマーケティング担当は相当困ったはず。なにせ敵の切り札が「核爆弾」ですから。。 むしろ前半では「新エネルギー」としてウェイン産業に登場します。。 正直映画と日本の起こった事は切り離して考えるべきですが、リアリティがまったくなかった。。 やはり遠く離れた東京に居たとしても、311を経験しているせいか、リアルの方がよりリアルに感じてしまい、やたら薄っぺらい印象をうけました。

ただそれらをおいてもアクションシーンの派手さ(CGではなくエキストラっぽい)は健在だし、キャストもみんないい味だしてます!!
前半たるいところはありますが、後半いっきにスピードが加速し、どんでん返しが続きます。 ニヤリってするところ(ロビン)あるし。 なんか別の監督で映画化されそうwww

いずれにせよ、そんなにファンでない人はしっかり前2作を観て復習した方がよさそうです。特にビギンズは。


ちなみに本作、タイトルがアメリカでは「ライジズ(Rizes)」ですが日本では「ライジング」となってます。多分ノーラン的には1作目の「ビギンズ」に近いタイトルにしたようですが、わかりにくい・・と判断されたようです。


大絶賛だった前作を終えるにはこれが妥当かと!!

おおかみこどもの雨と雪  ~評論・感想 ネタばれあり~ 

細田守監督(時をかける少女/サマーウォーズ)の最新作「おおかみこどもの雨と雪」をみましたよ。 結論からすると彼の作品の中では一番好きだったかもしれません。


今までの作品もそれぞれの時代感をうまく現代に当てはめて作品にしてるなーと思ってましたが、今回も「家族」だったり「自然」だったり「アイデンティティの確立」だったりを表してるかなと。 震災や原発、社会の混乱(正しい価値感のあいまいさ)にぴったりと勘ぐったりしました。

ストーリーは単純でおおかみおとこの子供たちを母親(人間)である「花」がどう育てるか?というところです。ただ子供である長女「雪」と長男「雨」(両方とも人間と狼どっちでもある)も主人公同然の扱いでそれぞれに成長していく物語です。 キーとなる人物もたくさん出てくるのですが、ひっぱりすぎることもなくうまーく3人にフォーカスされてるカンジがしました。

ガチガチ「家族」の話かなーと思いましたが、ボクはそっちよりも子供たちの選択(人間として生きるのか?狼として生きるのか?)というところにすごく引きこまれました。 観客の女性は泣いてらっしゃる方も多かったのですが、いい悪いとかではなくボクは全くそんな感情がわかなかったのです。。。。。

正しい事が全く不透明で流れてくる情報もまったく信頼がおけないこの時代で何を感じてどう自分を確立するのか?というのは現代の大人でも全くできてない人がほとんどだと思います。
風評でその人/地域の判断をしたり、周りに影響されてズルしたりとか。。。。大小様々な事が多いわけで、とはいっても大人になったボクたちは自分やその行動をしてきた過去をあっさり忘れて他者に自分の今の考えや過去起こしてきた行動とまったく逆のことを強要するわけです。。
「自分の人生すべて一貫して下さい」なんてほとんど無理ですが、少なくても自省した上で他者の意見を尊重することは可能でしょう。それらをすべて忘れて性急に答えを求めたり貶める事がどれだけ無益か・・・

ま、ちょっと映画の内容より個人的なきづきに話がそれてしまいましたが、母親である「花」にも様々な変化がでます。正直彼女が一番大変だったはずですがwww 彼女の明るさは共感出来ました。 それは「おおかみおとこ」がいなくなっても彼の存在が大きかったのでしょう。 今の家族そんな不透明な信頼感なんて存在しないのが残念ですが・・・

映像も前回のちょっとサイバーちっくなのとは違い、二人の子供の大きくなる過程や、季節感、自然を走る疾走感とか引き込まれる事が多く、これだけでも観る価値ありです。
「時をかける少女」が2次元の疾走感だとするとこっちはもっと立体的???なカンジ。

キャラクター原案は「エヴァ」の貞本義行さんで林原めぐみさんも出ていますwww
おおかみおとこの声が大沢たかおさんだったのはなんかぴったりだったのでは。落ち着きありました。


正直自分の中では「サマーウォーズ」がそこまで惹かれなかったので観に行くか迷ったのですが、観て良かった。。。個人的にはもう少し「もののけ姫」的な「人間VS狼」なんてのもあって良かったかな?と思いましたが、そっちいくと確かにテーマ変わっちゃいそうですしwwww。

最後気になったのはタイトルです。「おおかみこどもの雨と雪」 このリンク(キャストにしてます)をクリックしてもらえればわかるのですが、、、あいの子であるこの子達は「雪」の方が年齢が上です。 なのになぜ「雪と雨」ではなく「雨と雪」になったのだろう??

アメイジング スパイダーマン ~ネタばれあり~

アメイジング・スパイダーマンを先行上映で観てきました。ネタばれありなのでイヤな人は読まないで下さい。

「The Amazing Spider-Man」っつーこともあり、アメコミの世界を取り込んでます。まあ元々ごちゃごちゃしているわけですが、「ウェブシューター」という蜘蛛の糸出す機械も登場。 映画好きの人は普通に蜘蛛の糸を生成するものだと思われますが、こんな機械がないと出せなかった設定です。(一時期、自身で生成できてたみたいですがww)

んでアメコミの反映度も込みでの感想ですが、自分はあんまり。。。。でした。正直「ちょーつまんねーだろーなー」と思ってましたが、逆でそこまでひどくなく。。。。 

ま、結局「サム・ライミ版」のスパイダーマンが頭から離れられないってだけかと思います。

サム版(前作映画版)好きの人が許せいないだろうとおもわれるのが・・・

・主人公がかっこいい(w)
 ⇒スケボーとか乗ってる。ヒーロー中にケータイゲームしてる。
・悲壮感ゼロ
 ⇒前作で有名な「レスポンシビリティ」感がうすいwwww
  最初の40分は退屈きわまりない。 リザードマンが橋に出てくるくらいからが本番w
・チューのシーンが若者風wwww
 ⇒ダメですよ、そんな上手にキスしちゃwwww ピーターはモテない。
  マニアックな(印象的なw)キスではない。
・葛藤がない
 ⇒「悲壮感」にも繋がるけど、愛する女性と結ばれていいのか?と自分の使命と
  板挟みがない。 
  簡単に正体がバレちゃう。 えええーいいの?ってカンジ。
・3Dのため引きの画が多い
 ⇒奥行き感を出すために全体的に「引き」の画が多いです。 今までの3D駄作みたいに
  無理な3Dにはぜず、(メガネなしでも見れるっちゃみれる)奥に広がるカンジですが
  そのためか引きが多い。=主人公らの感情があんまり伝わらない??
・ラストの日本語の歌が絶望的にひどい
 ⇒日本にそこまで肩入れしなくてもww 劇中も「東京」「ゴジラ」って言葉が出てくるし
  最後の歌はいらない。。。
・ベンおじさんの言葉が軽く受け取られてる。
 ⇒前作はすごく重いものでしたが、なんか今回「とりようによっちゃなんでもいいよ」的な
  お手軽なものになってるww 実際、ラストでピーターのグウィンに対する考えもコロっと変更。
・意地悪学生のフラッシュ
 ⇒・・・・が途中からいいやつになるwww


ま、と上げればキリがないが、確実に2作目、3作目につながるしそこへの伏線の「初回」
であること、漫画版をある程度取り上げているのでアメコミ好きには納得感があるところが
多いこと。。。といいところもあるのでは?

ただ何度も言うけど、「サム版」を主として考える人は駄作でしかないと思うwwww

ボクもその手ですが、それでも
「嫌味な3Dではなかった(個人的に)」
「ウェブシューターがあった」


それは良かったと思う。

とにかく・・・・アメイジング・スパイダーマンは 続編ありきで評価すべきなのかなぁと思いましたが、ボクはそこまで我慢できるかなぁ。でもバットマンも初回はひどかったし。。。。


・・・というカンジですね。。。

映画「ものすごくうるさくて・・・」 ~評論/感想~

「めぐりあう時間たち」「リトルダンサー」のスティーブン・ダルドリー監督の最新作「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」が公開され、観に行ってきました。

            ■■ネタばれありなので気をつけて■■

まずは「テレビCM告知」とは内容が随分違うなーという印象です。子役(リトルダンサーの子役に似てるww)がすごく可愛い印象ですが実際映画ではやたら口悪くデータ主義的な小生意気な感じですwww

まずオープニングはすばらしい感性。何をイメージしているか?とかカット割りフィルターの使い方がとても印象的。ホント数分??なのですがとても引きこまれました。


911で父を失ったNYに住む少年。 彼が父との日の空白を埋めるために父が残した「鍵」 この鍵の開く扉を探すストーリーです。(ブラックという性の人をひたすら探します)亡くなった父/残された母/父が大好きな少年が奏でる家族の話でした。

この少年はホントに小生意気www 可愛さのかけらもありません。ただ顔は「リトルダンサー」の子役にそっくり。ダルトリー監督はこの手の顔好きなんですかね??

途中20分くらいまで父を失った子を全面に出すので正直あまり面白くなかったのですが、やはりここの時間までは前説みたいなもの。 声の出せない老人が絡むところからとても引きこまれました。
小川洋子さんの「博士の愛した数式」に出てくる老人に似てました。ただこの老人もとある段階で映画から途中退場。今まで話題のなかった「母」に話題が移ります。

母役のサンドラ・ブロックも良かったですが、この老人役の人がとても良かったですねー。
話せないので紙を持ち歩いて書いて少年と会話するのですが、左の手のひらが「Yes」右の手のひらが「No」といった文字を書いて簡単な会話するのはとても面白いです。


多くの人に影からサポートされて、傷ついて後ろ向きだった少年が変わっていくさま、また別のカップルを救う事になるのが自然に描かれていて、「爽やかな感動」がありました。少なくても僕は「泣く」という感情はまったくなかったですね。。。すごく前向きになれました。

少年が電話で「父の最期の言葉」を勇気をもって聞けなかった後悔。。これは子供/大人に関わらずものすごく共感できます。 やはり後悔なく生きるとういのはものすごく重要。そして人は愛して「愛される」という実感があって初めて心豊かに生きていけるのでは?とも感じました。

めぐりあう時間たち」が僕は一番好きですが、それでもこちらは観るに値する佳作です。
 ※チケット買う時、なんて言おうかすごく迷った。 タイトル長いんだもん。僕は「ものすごく ●時の会、大人~枚」って答えましたwww

3D映画トランスフォーマー ~ダークサイドムーン 感想 評価~

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン観てきました。

ま、結論からすると3Dは楽しめたwww

マイケルベイのチャカチャカよく切り替わる構図と爆破と相性がいいのか?と思いましたが、そこまで前面に押し出てくる。。というような3Dではなく、「奥行き」があるってカンジです。なので映画を観ていて気持ち悪くなるって事はないんじゃないかな?

ま、正直ストーリーなんてあってないようなものなので、そこは突っ込まないwww
映像やその他「うーん」と思ったところだけ話しますー

①ミカエラ降板ww
 →ミーガンフォックスがスピルバーグに嫌われて降板という大人の事情があったわけですが、結論からすると微妙。もちろん新しいヒロインもスタイルよくてキレイなんだけど、ジェシカアルバとキャメロンディアスを足して2で割ったカンジかなぁ。ミーガンの反省を促したいww

②中盤だれます
 ⇒途中中盤まで、「前回に比べてアクション少なく、新しい彼女とのロマンスネタばっかだなぁ」と最後の方はガリガリロボットたちが戦うシーンがあるのでメリハリあるっちゃあるのですが、長すぎるなww
また今回ばっかりは家族のシーンは要らなかったと思う。前回はそこそこ意味あった気がしますが。

③メガトロン・・・・・
 ⇒弱すぎる!!!!! スタースクリームとの関係もお笑いコンビになりさがちゃっているし。ここ残念。ま物語の趣旨からして敵はそっちじゃないといいたいのだろうけど。。。

④オートボットたち
 →人を乗せながら変形して、サムを一度空中に放り出し、そこから再度車に戻るというメタモルフォーゼや、ボットの人間っぽさ(フードかぶったり、液体垂れ流したら)というところが目に見えて変わってました。 また人が高層ビルからモモンガのように飛び回るのが3Dのハイライトでしたね。ただもうちょいサウンドウェーブは観たかったな

⑤広角の画が多い
 →やたら敵のボットが大量に出てくるため、引きの画が割りと多いんですよね。3Dメガネでみるとまるでミニチュアハウスにいるカンジです。これは好き嫌いでるかも。

⑥とっとと倒せww
 →wwwww これはね、もっとはやく制御棒に殺到して止めればいいのに。。 なんかまどろっこしい… オプティマス・プライムが突っ込めばよかったのにww 大好きですしね。

まあ、ところどころ移動のシーンは軽くすっ飛ばしたり、ボットと人間の戦闘シーンでの迫力とかガリガリ切り替わるシーンとか、ベイ監督のお得意シーンはありましたよ。これが大好きならいいのでは? だってそういう映画だもんww


やっぱり女の子は惹かれない映画なのかも。エンドロールが終わった時、寝てしまったであろう人がちらほら。ボクが彼氏ならその場で置いてくかもwwww


Biutiful 感想 ~映画:ビューティフル ~ イニャリトゥ監督最新作

イニャリトゥ監督・ハビエルバルデム主演の「Biutiful」を観てきました。「バベル」のときは全国公開だったのに、単館扱いなのね・・・

まあ、余計な混雑なくていいか・・と思いきや都内だと日比谷はかなりな混雑。相当前に予約しないとNGですね。渋谷はそこそこ余裕ありますが、映画館がかなりしょぼいですので、好みを選択してくださいww

映画の 内容は簡単に。 バルセロナに住む主人公ウスバルは闇の家業に手を染めながらも日々なんとか生きていく2児のパパ。 その中で急に末期がんを先刻されます。  その矢先に闇家業で日々稼ぎながら、元妻とのゴタゴタ、仕事上での過失。。。 

子供たちに愛情を注ぎつつ、仕事上守りたいと思っている人にも全力をもって「生」を与えようとする主人公・・

さてその感想・評論なんですけどね・・・
いや、絶賛です。 「21グラム」とか「愛する人」とか色々ありますが、やっぱりいい映画でした。

ただ残念ながらこの映画の中に まったく救いはありません。 とてもつもなく深い深い絶望・・・
その中でも一生懸命「生」にこだわる主人公。 でもこの日々の苦しい生活の中では自分に関連する人はバタバタ死んでくわけです。。。 この対比がすごくて、「死」があるから「生」がある・・という内容になっています。

群像劇というより主人公ありきです。今回。 ただ主人公にちょっと謎めいた力(死者と交信?)があったり、あったことのない死んだ父・本音を語れる霊媒師が出てきたりとかではありますが、そこまでうるさくはないです。

音楽の使い方(娘と抱きしめあうクライマックスシーンに聞こえる心臓音)、彼しか見えない天井に見える死者??のカット割・・・随所にナイスな演出が光ります。

ただ完全に暗いし、観終わった後に「ずーん」となりますのでこの手の映画が嫌いな人はお勧めしません。わざわざお金払って暗くなりたくない人は辞めといた方が懸命です。
実際にこれでもかーというくらい悲劇が彼を襲います。鬱病の元妻といったりきたり、自分のミスで20人以上の中国人就労者を不慮の事故で亡くしてしまい・・・ 世話をしていたセネガル人不法労働者が警察に捕まり、その家族が路頭に迷います。 

このなんとかやりくりしながら生きていく貧しい日々・・その中でも彼は悪事に手を染めながらなんとか回りを助けていこうとします。・・・がこれがすべてうまくいきません。

がんばってもがんばってもうまくいかない・・・そして自分は幼い子を残して残り2ヶ月の余命。信じられるのは鬱病の元妻? 多国籍の不法労働者の妻?? 

スペイン・バルセロナというとサッカーや芸術的な街並み、バカンスというイメージがありますが、現実では失業率が20%を超え(20・30代は40%とも言われる)その現実が垣間見れるのでは?と。


でもでも・・・色々な問題はどこでも抱えている中でもイニャリトゥ監督は「生きることは素晴らしい」と言っているのだと思います。ハッピーエンドだけが映画とは限らず、人生は色々なことがありつつ続いてきます。

映画「スーパーエイト」 観ました ~ネタばれあり~

スピルバーグとJJエイブラムスの最新作「スーパーエイト」観て来ました!軽く評論・評価しますね。映画観る前にあまり知りたくない人は読まないで下さい。かくいう僕も超極秘で管理されていたとあってほとんど情報なかった中、「なんかスタンドバイミーとETみたい」なCMだけで観にいきました。

入り方からいきなり創りがうまくて「おー、何があったんだろう」「あ、こういう人間関係なのね」ってのが一発でわかりました。このあたりはさすがの映像作家的つくりww

正直、仲のよい子供たちが集まり、親と反駁しつつ冒険するって「グーニーズ」に近い内容。
それが時を経て「海賊」から「異星人」になったって感じ。さすがに今「海賊」だとジョニーデップ連想するでしょうからねーwww 少なくても「スタンドバイミー」ではない。

子供たちの掛け合いも古きよき「アメリカの子」という感じがしました。今ネットとか使ってもうちょっとスレてる気がする。※ただ都市部でもなく、時代設定も若干古めにしているのはそのあたりを意図しているんだと思う。


「あんまり面白くない」とか「何かを足して割った映画」みたいな評価もあるけど、映画館にいるとそこそこ楽しめる。スピルバーグお決まりの「5分に一回のハラハラドキドキ」があるから。テンポもすごくよい。

・・・が突っ込みどころ満載なところも多々あり。
電車に突っ込んどいて生きてたり、異星人のシャトルに金属(主人公の思い出の品)が吸収されそうなのに、他の男性のネックレスは平気だったり・・・

しかも「なんでこの人生きてるの?」とかwww

ただグーニーズの展開よろしく「ひ弱な主人公」が女の子を守るために「どんどん強くなってく」のです!!時には骨の折れた友人をその場に置き去りにし、女の子を助けるために仲間に異星人をおびき出させたりとか。
なんらかしらのキャラクターにも意味はある(主人公の友人のお姉ちゃんとか)んだけど、単発でおわるのでキャラ設定は浅いといえば浅い。 もうこれは主人公と女の子の初恋物語と観ていいのでは??


異星人が宇宙に帰っていくシーンは傑作です。いまどき「つらいよね、、でも生きてかなきゃ」と急に知らない男の子から言われてわかりあっちゃうなんて「交流」ではないような気がする。異星人が人殺すところからもけっして「ET」っぽくないですし。


こうして並べてみるとすんごい不評ととるのですが、期待でかかったからなー・・・・
映画館で観ている限り「ドキドキ」感はあります。 くらいかな。


たぶんねー、自分たちの時代を思い起こして創ったんじゃないかな?この映画。エンドロールが一番面白かったもんwww今って何かあったら「ネットで調べて」「いろんな事例(映画でもなんでもいいけど)」「他人の評価聞いて」って効率化できるでしょ。。 それを少なくても公開前までは排除して時代設定も前にして・・そういう空気感が満載でした。


ちなみに劇場が明るくなるまで座っててください。途中で出てった人もいるんですけど、、、なんでそんなに早く劇場を出たいのかさっぱりわからんww

スーパー8・・・・・  とりあえず面白かったけど、、、ブルーレイ買おうとは思わないかも。

ブラック・スワン 〜感想・評価〜

ナタリー主演のブラックスワンを観てきました。もともと「π」とか「レクイエム〜」が好きだったので期待してました。ただ映画の評価として「主演はいいけど、映画全体としては…」というのがあったので心配してたのですが、杞憂に終わりました。


TVのCMでは主演のニナとライバル役のリリーに焦点がいきがちですが、違うと思いました。「純真」な白鳥と「妖艶」な黒鳥と。この二つをどう演じ分けるか?どうやって妖艶な演技をするか?という苦悩とジェラシーがある…そんなスポットですが、これは一つの苦悩に過ぎず「完璧」に演じることがニナの主眼(悲願)なのです。
その証拠は元トップ役のウィノナ・ライダーに助けを求める印象的なシーンです。自分が主役
なったのは嬉しいけど、常に彼女を気にしてたのは将来の自分の未来を重ねてた弱さだと思います。もし友好的な間柄だったらニナは救われたと思います。


前半は人物像の背景描写なので、ちょっともっさりしますが後半に向かって必要でしょう。バレエのシーンは回るようなカメラアングルを多用し、クラブのシーンではカット割がムチャクチャ細かくて、目がくらくらしました。ブラック・スワンを舞台で演じる時の肌の変化シーンも「ゾクッ」としましたね。

内容的にはやっぱり怖い!

お化けとかそういうのって一瞬の怖さなのですが、人間の怖さが滲み出てました。書評では「何が現実で何が幻覚か?」って話がありましたが、本人からすると全部自分なんでしょうね。
ライバル役や追われた元トップダンサーとの絡みでは所々顔が主人公ニナそのものになります。

もうあのストイックさはホラーの領域です。ww
指の先から皮はいだり、初日前日に足がバキバキ折れる映像があったり。。。

マスターベーションのシーンもそうですね。仕事でプレッシャーがあって逃避のため…ってのはありますが、彼女のはもう「演技のため」だけしかないような感じがしました。


総括すると人間の感情が絡むのでムチャクチャ怖いんですよ。多分長年努力している分、絶対バレエダンサーとして成功したいんでしょうね。努力で上がってきた人ですからね〜
そんな彼女の精神状態のアップダウンが画面通して良くわかり、合わせて観ている自分も不安になったり高揚したりする…そんな映画でした。

心臓に悪いですが、オススメします。

SENNA ~音速の彼方へ~

「アイルトンセナ ~音速の彼方へ~」をDVDで観ました。

前から見たかったけど、内容としてはほとんど既知の内容。 アイルトンセナ財団公認で作られたので、彼の悪口はまったくないww むしろ完全にプロストが悪役レベルww

リアルタイムに学生時代(特にF1最盛期だった)で観ていたのでひとつひとつが鮮明に覚えています。正直「あのシーンは? このシーンは?」ってファンも多々いると思いますが、今の何も知らない人に「セナを知ってもらう」という意味ではとてもよい編集だと思います。  セナがもし生きてたら50歳になるのか。。。。

個人的には・・・
■ホンダがF1から撤退する情報聞いてカメラの前から泣きながら遠ざかるシーン
■ホンダ会長から「もっと速いエンジン作ってやる」と言われ感動するシーン
■マンセルとのレース(どのGPかは忘れた)
 ⇒もともとレースのシーン自体は少ないです

が観たかったな。

しかしシューマッハもヒルもマッサも若いww

映画はセナの若いとき(特にプロストとの対立)の小生意気観と純粋さ加減がいい編集で進んでいきます。ガールフレンドの絡みは爆笑ww  また体制(政治力)との確執もあったりしてこの上の人から嫌われながらも、「わが道をいく」感が日本人にはウケる理由のひとつだと思います。ブラジルGP優勝後の号泣のシーンもとても感情丸出しで感動しますね。


そしていよいよ、舞台は最後のサンマリノへ・・・
結末がわかっていても当時を思い出してドキドキするし、当時の自分がどんな反応してたか思い出します。生で観ていた時は死ぬなんて思わなかった。大変な事故だ・・くらいにしか思わず、彼がこの世からいなくなるなんて事考えても見なかった・・・ 

その後、レース中にテロップが流れ。。。。。
あのテロップは本当に唯一、流れたテロップがデマだと思ってました。レースの最後、三宅さんや川井さんが出てホントなんだと実感しました。

僕はその後、部屋にこもって呆然としてたと思う・・・

世の中が礼讃するほど、彼はいい人間ではないのかもしれないと思います。とても自我が強く、自分の欲求に素直なんだと思います。なので付き合う周りは大変なのかも。。と思っていました。

ただ、そんな彼がどんな引退をして、その後のF1にどんなインパクトを与えて、今回の震災にどんな対応をしてくれて。。。その後の続いていく歴史においてどんな考えを残したのか知りたかっただけにホント残念。。。

SP革命編 評価 〜ネタバレあり〜

注:映画観てない人は読まないで下さいね


前提としてtvでやった「革命前夜」観た方がより楽しめます。
小ネタがこれでもか!と出てくるのでファンとしては嬉しいでしょう。フジテレビ的な造り方ですw

ただ結論からするとつまらなかった……「何も解決しなさ過ぎ!」
※こっからネタバレのオンパレード!!
・尾形の井上宛に書いた手紙の内容
→なぜわざわざ4人を議事堂に配置したのか?
・本物の尾形はどこ?
・梶山を首吊りに見せかけて殺したのは?
→リバプール雇って官僚爆殺したのは?
・看守が尾形にかけた言葉の意味は?
→伊達はどうなった?
・井上の頭痛の再発の意味は?

…とあげるときりがないw

ツッコミどころも満載で、国会議事堂のセットは綺麗で荘厳でしたが、夕陽のCG合成は自分には不自然でした。また議事堂で銃を乱射するシーンはカッコいいけどあれだとソッコー敵に撃ち殺されると思いますw

尾形の革命の動機が陳腐過ぎるのが1番辛いです。結局、個人的恨みから発して兄弟裏切りに落ち着くみたいな。国会で議員の腐敗を暴力で告発しても「個人の腐敗」であって「システムの機能不全」ではないですしねぇ……


でもたしかにアクションは映画全てをみてもよかったですし(ジャニおた女子は岡田師範が殴られる度キャーキャーしててウザいw)伊達役の香川さんが何より素晴らしい!

最初のほうに国会出席のためのスーツを選ぶシーンがあるのですが、秘書の人は地味めな紺のスーツを薦めるのです。(もちろんこの二人は今日国会で何が起きるか知ってる)一度はそれに賛同しながらも、実際に着て行ったのはライトグレーのスーツwww

いかに伊達という男が誰も信じていないか…がよく分かるシーンでした。

しかしこの先いくらでも引っ張れるラストでしたが、アイディアないなら潔く終わってほしい。
せめて田中のスピンオフくらいかなぁw

…ということでこの映画単体の評価は低いですが、シリーズ全体としてはそれでも好きです!


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